SHLG第2話 『2人のマリ』 (4)
巨大なバイブレーターが松原真理の股間にまさに触れようとした瞬間。
秘密アジトの入り口から、一陣の青い旋風が飛び込んできた。
正義のスーパーヒロイン、ビジンダー・マリだ。
「そこまでよ、OTTO軍団! その人を放しなさい!」
「ようやく来たね。そろそろだと思ってたよ。」
突然のマリの乱入にも、何故か余裕の笑みを浮かべるキャプテンレイカ。
「ところで、どうしてこのアジトがわかったんだい?」
「そ、それは、謎の信号の発信源を追ってきたのよ。」
「ふっ、それはお前をおびき寄せるため、こいつが発信してたんだよ。それにしてもお前たち”正義のヒロイン”とやらは、ホイホイ罠にかかるねえ。これじゃあ、まるでゴキブリじゃないか。」
「くっ、たとえ罠だろうと関係ないわ。かかってきなさい!」
「ふん、威勢だけは一人前だね。望み通り、こいつの相手をさせてやるよ。」
「チェンジ、ビジンダー!」
掛け声とともにビジンダーに変身するマリ。
その姿は、OTTO軍団の改造で、かつてシャドウと闘った当時と大きく変えられいる。胸部のビジンダー・レーザーの発射装置は取り除かれ、体のラインも人間体のマリそのままに、より女性らしい柔らかさを帯びている。
「ビジンダーキーック!」
強烈な飛び蹴りが、OTTO軍団のロボットに炸裂。
姿は変わってもビジンダーのパワーは健在だ。松原真理の攻撃を全く受け付けなかったロボットも、一撃でその巨体を大きくよろめかせる。
ビジンダーの一方的な攻撃で、遂にはダウンしたロボット。勝利まで、あと一息。
が、その時。
がっくりと膝をつき、動きが止まるビジンダー。
「おやっ、どうしたんだい?」
嘲笑を浮かべて歩み寄るキャプテンレイカ。
「あ、あうっ」
股間を両手で押さえ、うめき声をあげるビジンダー。
「まさか、激痛回路がただ取り除かれただなんて思ってなかっただろうねえ。もったいないから、股間の特殊回路にしっかり組み込んであるんだよ。ふふふふ。」
「な、なんですって。あ、ああ。」
股間の激痛に悶絶するビジンダー。
勝利を目前にしながら、股間に移植された激痛回路作の作動で一転大ピンチのビジンダー。がんばれ、ビジンダー、卑劣なOTTO軍団なんかに負けちゃだめだ!
―続く―
comment
No title
カラーリングが綺麗なビジンダーですね
松原真理もパンツ姿でうまく刺激的なマシンです
スーパーヒロイン軍団のキャスティングが楽しみ!
戦隊ヒロイン(モモは終了?ですか)は出ないンですか
松原真理もパンツ姿でうまく刺激的なマシンです
スーパーヒロイン軍団のキャスティングが楽しみ!
戦隊ヒロイン(モモは終了?ですか)は出ないンですか
No title
>スペクトルマンさん
コメントありがとうございます。
>カラーリングが綺麗なビジンダーですね
原作通りのパーツを作る腕がないので、オリジナルに近くなりましたが、褒めていただきうれしいです(^o^)。
>松原真理もパンツ姿でうまく刺激的なマシンです
未公開の怪しいマシン、まだいろいろあるのでご期待下さい。
>スーパーヒロイン軍団のキャスティングが楽しみ!
>戦隊ヒロイン(モモは終了?ですか)は出ないンですか
新ヒロインについては、自分の頭の中でだいたい3、4人くらいは決まっているのですが。
誰が出るかはお楽しみということで。今回みたいに題名からネタばれはあるかも(^^;。
コメントありがとうございます。
>カラーリングが綺麗なビジンダーですね
原作通りのパーツを作る腕がないので、オリジナルに近くなりましたが、褒めていただきうれしいです(^o^)。
>松原真理もパンツ姿でうまく刺激的なマシンです
未公開の怪しいマシン、まだいろいろあるのでご期待下さい。
>スーパーヒロイン軍団のキャスティングが楽しみ!
>戦隊ヒロイン(モモは終了?ですか)は出ないンですか
新ヒロインについては、自分の頭の中でだいたい3、4人くらいは決まっているのですが。
誰が出るかはお楽しみということで。今回みたいに題名からネタばれはあるかも(^^;。