SHLG第1話 『狙われたアイドル』 (4)
捕獲ネットで身動きのとれないモモレンジャーに向けられるゴレンジャースーツ破壊銃。
「まずは、マスクからだ!」
黄緑の怪光線がハート型のマスクに浴びせられる。
ガガガガガガーーー。
「うぐっ、ううう!」
苦しげに手を伸ばし、悶絶するモモレンジャー。
マスクが消えて、ペギー松山の素顔をさらすモモレンジャー。
その顔は、苦痛に歪んでいる。
(マ、マスクが。。。だめだわ、ゴレンジャースーツのメカニズムは全てOTTO軍団に知られている。)
「次は、ボディだ。」
ゴレンジャースーツ破壊銃がモモレンジャーの腹部に向けられる。
狙いは、ベルトのバックルだ。ゴレンジャースーツの防御力とエネルギーを司る心臓部だ。
「そ、そこはダメ!」
正確に急所を狙われ、あわてて右手でカバーするモモレンジャーだが。情け容赦なく怪光線が浴びせられる。
ガガガガガガーーー。
「あ、ああああーーー。」
苦痛に身をよじるモモレンジャー。
「どうだ、苦しいか。仲間の仇だ。もっと苦しめ。」
完全に変身を解かれ、地面に這いつくばるペギー松山。
「はあ、はあ、はぁ。」
そこへ、黒のボンデージスーツとナチス風の軍帽姿の妖艶な美女が現れた。
「無様だねえ。え? ペギー松山。」
「お、お前は?」
「私は、OTTO軍団、親衛隊隊長キャプテンレイカ。」
「キ、キャプテンレイカ?」
「まさか、あのモモレンジャーがこんなに簡単に倒せるなんて、とんだ拍子抜けだね。アジトへ連行する前に、少し遊んでやろうじゃないか。」
「でも、レイカ様。OTTO様が待ちかねておいでなのでは。」
「大丈夫だよ。それに、私は正義漢をきどって真面目ぶってる女が世界で一番嫌いなんだよ。」
ゴレンジャースーツ破壊光線を浴び変身を解かれ、あまりのダメージに
身動きさえままならないペギー松山に迫るOTTO軍団。
ペギー松山、絶体絶命!!
―続く―
comment
まさか
この後、助けがくるのですか?そんなことないですよね。この後拷問室に連れて行かれそうな雰囲気でもあります。
No title
>黒コップさん
>この後、助けがくるのですか?そんなことないですよね。
ドキッ。実は第一話ということもあり、この辺で助けようと思ってました(^^;。
しかし、せっかくどSキャラのレイカ嬢を登場させたので、もう少しペギーを苛めようと思います(^o^)。
黒コップさん のご期待にどこまで副えるかわかりませんが、続きをお楽しみ下さい。
>この後、助けがくるのですか?そんなことないですよね。
ドキッ。実は第一話ということもあり、この辺で助けようと思ってました(^^;。
しかし、せっかくどSキャラのレイカ嬢を登場させたので、もう少しペギーを苛めようと思います(^o^)。
黒コップさん のご期待にどこまで副えるかわかりませんが、続きをお楽しみ下さい。