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SHLG第3話 『暗躍、OTTO軍団』 (4)

ペギーの股間をまさぐれ!
さんざんペギー松山の胸を揉みしだいた江呂井博士。
今度はマシンのシートとペギーの体の間に左手を差し入れる。

「どうやら股関節も強張ってるようですね。こちらもマッサージしてあげますよ~ん。」
「はあ、はあ、止めて下さい。」
「まあまあ、そう遠慮せずに。」
(このレオタードは極薄の素材だからね。生で触ってると同じようなもんだよ~ん。)

スリスリスリスリ。
ペギーの股間をまさぐりまくる江呂井博士。

「あっ、あうっ。ダメ!」
媚薬ドリンクを飲まされてるペギーは、自分の意志とは裏腹にあえぎ声を上げてしまう。


「おっ、感じてますね~。ペギーさん。」

怒りの速水リョウコ。
バタン。トレーニングルームのドアを押し開け入ってきたのは、怒り心頭の速水リョウコだ。
「江呂井博士、いったい何してるんですか。」

「いやっ、私は、ペギーさんにマッサージを。」
(げっ、やばっ。見つかっちゃった。)
慌てふためく江呂井博士。

「セクハラ、いや強制猥褻の現行犯として上層部へ報告します!」

「おやっ、良いんですか? 知ってますよ~。貴方たちこそ上層部に内緒でSHLGとかいうヒロインごっこをしてる事を。」

そうSHLG(スーパーヒロインリーグ)の活動は、組織の上層部に秘密で行っているのだ。


「ど、どうしてそれを!」

「司令、私の事なら良いんです。マリの治療さえやってもらえれば。」
間をとりなそうとするぺギー。

「ここはペギーさんの顔に免じて、お互い秘密ってことにしてあげましょう。」
恩着せがましく言い放つ江呂井博士。

より小さなホットパンツ。
SHLGの指令室兼ロッカールーム。
着替えをすましたペギー松山が速水リョウコと話している。

トレードマークのホットパンツだが、いつもより布の面積が小さく肌にピッタリと密着している。ほとんどビキニのボトムに近い。
(いつものホットパンツだとパンティーがあそこに擦れて我慢できない。いったい私の体はどうなっちゃったの? 江呂井博士に飲まされた、あのドリンクのせいね。)

「ちょっと、ペギー。聞いてるの?」
「はっ、はい。」
「大丈夫? 顔色が悪いわよ。」
「何でもありません。大丈夫です。」
「OTTO軍団が街で市民を襲ってると通報があったんだけど。出動できる?」

「はいっ、行きます!」
(真理たちが動けないんだもの。私が行かなきゃ!)

行くわよ!OTTO軍団。
通報のあった地点に到着したペギーだが、闘う前から息が荒い。
「はあ、はあ、OTTO軍団! 貴方たちの好きにはさせないわよ!」

ペギーを取り囲むビッグアイと戦闘員たち。
「来たな。ペギー松山。俺様はOTTO軍団最強の怪人ビッグアイ。さあ、勝負だ!」

「行くわよ!」
(くっ、体が重い。早めに決着を付けなくては。)

転換できない!

「ゴーーッ!」
掛け声と共にモモレンジャーに転換しようとするペギー松山だが、その姿に変化は無い。

「ゴーーッ!」
さらに転換をこころみるペギーだが、転換できない。
(どうしたの、モモレンジャーへ転換できない!)

ゴレンジャースーツを身にまとうには、体に流れる十数万ボルトの高圧電流に耐えねばならない。それを耐えるには究極の精神集中が必要なのだが、江呂井博士に媚薬ドリンクを飲まされ体をさんざん弄ばれたのだ。男性経験など全くないペギーは、これまで体験した事のない妖しい感覚に悶え、精神集中どころではないのだ。


モモレンジャーに変身不能のペギー松山に迫るOTTO軍団。
まさに絶体絶命!


       ―続く―

comment

Secre

No title

久々にわくわくする展開になってきましたね。今後はどのように捕らわれるかが楽しみです。

No title

>黒コップさん
というわけで、ペギー捕まえてみました(^o^)。
捕まえ方がちょっと安易過ぎたかな。第一話では、あっさり開放しちゃったので、今回は、もう少し苛めてみるかもです(^o^)。
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Author:OTTOヒロイン
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