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SHLG第1話 『狙われたアイドル』 (2)

廃墟でのグラビア撮影
ここは、アイドル水野勇希のグラビア撮影現場。
「いーわー、勇希ちゃん、その笑顔。」
カシャッ。
「はーい、もうちょっと顎を引いて。」
カシャッ。

雑誌記者と言う肩書きで撮影に同行したペギー松山。サングラスで素顔を隠し周囲をガードする。
(最近は、グラビア撮影も変わった場所でやるのねえ。こんな廃墟でなんて。)

ドクロ戦闘員の襲撃
何事も無く進むかに思えたグラビア撮影。だが、ドクロのマスクをした黒尽くめの男たちが突如乱入。
蜘蛛の子を散らすように逃げ惑うスタッフたち。何人かは抵抗するが、たちまちなぎ倒される。

「きゃあああーーー。」
切り裂くような悲鳴をあげて立ちすくむ勇希。
「お前が、水野勇希だな。大人しく我々と来てもらおう。」

勇希にせまるドクロ戦闘員に立ちはだかるペギー松山。
「待ちなさい。この子には指一本触れさせないわ。」
「ん? 邪魔をするとただではすまんぞ。」

ハイキック一閃!
「ここは私にまかせて。カメラマンさん、早く勇希ちゃんを連れて逃げて!」
「はいっ!」

「おのれっ、逃がさんぞ!」
「トイヤーッ!」
逃げる勇希に追いすがる戦闘員にぺギー松山お得意のハイキックが炸裂。
「うげっ。」

「貴様、一体何者だ?」

ペギー松山参上!
ゆっくりとサングラスを外し、仁王立ちするペギー松山。
ドクロ戦闘員たちは動きをピタリと止めて、ペギーの顔を凝視する。
「お、お前は、ペギー松山!」
「あら、良くご存知ね。ところで貴方たちは何者なの?」
「我々はOTTO軍団。首領のOTTO様はお前たちの支配者となられるお方だ。」
「OTTO? 初めて聞く名前ね。いいわ、かかってらっしゃい。」

戦闘の後方では、別の戦闘員がアジトに無線連絡をしている。
「本部、応答願います。水野勇希襲撃現場にペギー松山が出現しました。」
「何? ”捕獲リスト”トップのペギー松山か? よし、対モモレンジャー専用兵器を転送する。必ず奴を捕えるのだ。」
「了解。」


撮影現場に姿を現した新たな悪の組織、OTTO軍団。
彼らの言う捕獲リスト、そして対モモレンジャー専用兵器とは一体何なのか?
ペギー松山に危機が迫る!


            ―続く―

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